PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF)買い増し

PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF)を買い増ししました。
PFFは年利5.9%近くの高配当な米国のETFで、毎月分配されます。
本日時点で一口36.2ドルで年間約2ドルほど分配されます。
既にNISA口座で135口持っていたのですが、米ドルが630ドルほどSBI証券の外国株口座に残っていたのとNISA枠が余っていたので17口追加購入の注文を入れていたら購入できておりました。
しかしミスをしてしまっていたことが判明。
NISA口座で保有するつもりで発注していたはずでしたが、通常の特定口座で保有する設定で注文してしまっていたようです。悔しいので、急遽540ドル住信SBIネット銀行で米ドルに変換してからSBI証券に入金し、PFFを別で15口NISA口座保有で購入しました。これでPFFはNISA口座で150口、特定口座で17口という変な保有になってしまいました。
米国株の配当はNISA口座で持つ場合ならば現地課税の10%だけで済みますが、特定口座で持つ場合は現地課税10%と日本での課税20.315%で合わせて30.315%も課税されてしまいます。後者の場合は二重課税となるため確定申告をすると外国税額控除で現地課税分の10%分(に対して複雑な計算をするので全部じゃないらしい)は戻ってきます。しかし、結局戻ってくるまで年を越さないといけないので通常の特定口座では米国株の配当は狙いづらいですよね。
NISA口座で持っている場合は10%の現地課税がされると書きましたが、これは確定申告をすると外国税額控除で戻ってくるか?というと戻ってこないようです。なぜかというとNISA口座は日本の課税がされていないので、二重課税に該当しないということで、外国税額控除の対象にならないみたいです。
なお、米国預託証券(ADR)を買う場合で元の国の現地課税が無い銘柄は米国の10%現地課税は取られないようなので、NISA口座の枠を使い切った後に海外高配当株を買いたくなった時はADRの銘柄を買うのが良いかもしれません。