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[9284]カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の配当を頂きました

2019年4月9日

こんにちは、るたそです。

私の配当金のポートフォリオのグラフに今は出てきませんが、2018年12月末ごろに購入して1月中旬に売却したカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人[9284]から配当金を頂きました。

この銘柄は上場インフラファンドというもので、太陽光発電施設のようなインフラを保有してそこから生じる収益が分配される仕組みになっておりREITのような仕組みになっております。

上場インフラファンドは日本取引所のCEOが社内規則で禁止されているにも関わらず買っていて問題になったことも有名ですね。

この銘柄は私が買った時点では配当利回り年率7.5%(税引き前)で見込みでかなり高利回りだったのでお試しで買ってみたものです。

配当基準日は12月31日だったのですが、12月25日に95,400円で1株購入し、2月1日に96,400円で売却をしております。今回その配当がやっと振り込まれました。

で、入金・出金の明細をみていたところ、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人からの配当として3,238円入金された後に譲渡益税源泉徴収金として謎の368円引かれており、2,870円が最終的な税引き後の配当額のような明細になっておりました。

特に何か利益がでるものを売却したわけでもなく、普段と違う明細表記となっていて気になりました。通常の株で配当をもらう場合は源泉徴収された後の金額が明細に記載されていたはずなのですが、今回別で源泉徴収368円が取られているような表記になっていましたのでまさかシステムのバグで多く課税されたのでは?と思い詳細を調べてみました。

私はSBI証券を使っているのですが、電子交付された「配当金のお知らせ」を見ると下記のような内容になっており、配当額としては3,600円と配当されている内容になっていましたが、

細かくみると

  • 配当単価: 3,600円
    • 利益余剰金配当単価:1,783円
    • 資本余剰金配当単価:1,817円

のような記述がされており、どうやら利益余剰金配当単価とかかれている1,783円に対しては20.315%の税金362円引くよというような表記になっているようで資本余剰金配当単価の1,817円に対してはこの配当金のお知らせの中では課税されてはいなさそうです。

色々調べてみると、どうやらここにあるように

  • 利益余剰金配当は実際の利益の配当
  • 資本余剰金配当は資本の払い戻し(資本余剰金額の減少)

というような整理となっているようで、前者は配当所得として課税になり、後者は譲渡所得としての課税ということになるようです。

で、今回私は配当が出る前に売却しちゃったので良く分かりませんが、資本余剰金配当がされると、取得額が調整されるらしいため、実際の取得額よりも1,817円安く買ったように調整されるみたいです。今回すでに売却していたので、売却済みの利益が1,817円増加することになり、追加で譲渡益税の税金が368円徴収されたというようにみえます。

なんか複雑ですね。

なんとなく資本余剰金配当ってのは毎月分配型投資信託で良くあるようなタコ足の特別分配のような感じですね。

上場インフラファンドの価格があまり上がらずに利回りがやけに高く見える理由がなんとなくわかったかもしれません。



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Posted by rutaso